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知ることから始める、肌を「守ること」。

どうして、UVケア(紫外線対策)が必要なの?

太陽の光には、目に見える可視光線のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれています。
その中で、肌に日やけなどのダメージを与えるのが紫外線なのです。
紫外線は、UVA、UVB、UVCの3種類に分類されています。

UVAとUVBの肌への到達の違い※イメージ図

色素沈着・光老化の原因となる「UVA」(波長 320-400nm)、 「ロングUVA」(UVA1波長 340-400nm)

波長が長く、その35〜50%が表皮を通過、真皮まで到達し、肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)を起こします。
また、慢性的に浴び続けると皮膚の弾力繊維や膠原(こうげん)繊維にダメージを与え、シワやたるみなど、光老化を引き起こす原因となります。
UVA波の中でも波長が長いものが最近注目されている「ロングUVA」です。波長が長いため、室内にいても窓ガラス越しに入り込み、車の中、日傘の下など生活の中に降り注ぎ続け、人の肌でも深部まで到達して、ダメージを引き起こします。

炎症の原因となる「UVB」(波長 280-320nm)

波長が短いため真皮まで到達せず、浴びた直後からおもに表皮で急激に作用して肌が赤くなる炎症(サンバーン)を起こし、シミやソバカスなど、肌の乾燥の原因にもなります。

肌には届かない「UVC」

空気中の酸素分子とオゾン層で遮られて地表には届かないため、肌への影響はないと言われています。

(図:太陽の光)*紫外線環境保健マニュアル2015 環境省より※イメージ図

スキンケアの仕上げには、ぜひUVケアを。

きれいに洗い、そしてうるおいを与えた肌。
せっかくの保湿ケアもUVケアができていなければ、紫外線によって台無しになってしまいます。
紫外線の影響は、日やけや乾燥、肌のハリ・弾力の低下を引き起こすなどさまざまなトラブルにつながる可能性があります。

肌にさまざまな悪影響を与えるUVA、ロングUVA、UVB。
  • 肌が黒くなる日やけ(サンタン)を予防するためにはしっかりUVAを防ぐことが大切。
  • ハリ、弾力低下などの光老化を予防するためにはしっかりロングUVAを防ぐことが大切。
  • 日やけによる肌の炎症を予防するためにはUVBを防ぐことが大切。

大人トラブル肌※1の方は、この3つの対策がしっかりできる日やけ止めを選びましょう。

紫外線による乾燥を防ぐこと。

もうひとつ、意識しておきたいのは、紫外線が乾燥を引き起こす原因になるということ。
日やけ、乾燥などの紫外線ダメージにより、角層のバリア機能が壊れて保湿機能が低下してしまいます。
保湿機能が低下すると、肌内部の水分が失われさまざまな「大人トラブル肌※1」の原因になってしまいます。
また、バリア機能と保湿機能が低下している「大人トラブル肌※1」にとって紫外線の刺激は、角層のバランスをさらに崩すことになり、トラブルを加速させる原因にもなってしまうのです。

(図:太陽の光)*紫外線環境保健マニュアル2015 環境省より※イメージ図

この連鎖を引き起こさないために、日やけ止めはきちんと保湿ができるものを選ぶ必要があるのです。

紫外線ダメージから大人トラブル肌※1を守るためには、5つの条件が当てはまる日やけ止めを選びましょう

もうひとつ、大切なことは、スキンケアの仕上げとして毎日必ず「適量」を正しく使用すること。薄く塗ると十分な紫外線防御効果を得られません。
「適量」をしっかり毎日塗る習慣が「肌を守る」ことにつながります。

  • ※1 乾燥肌、敏感肌、ニキビが気になる肌など、季節や環境の変化、または気持ちの変化やストレスなどによる大人女性の肌トラブル。
  • ※2 大人ニキビとは、生活習慣の乱れなどにより、厚くなった角質がはがれず、毛穴をふさいでしまうことによるニキビ。
  • ※3 コメド(面皰)ができるかどうかを確認するテストを行い、ニキビのできにくいことを確認している化粧品。

一年を通じて毎日の習慣「UVケア」

紫外線の強さは、季節や時刻、天候などにより大きく変化します。
朝から同じようなお天気でも太陽が頭上にくるほど、強い紫外線が届いてしまいます。
1日のうちでは正午頃、季節では5〜8月頃に最も紫外線が強くなります。
ただ油断できないのは、冬場でも、曇りや雨の日でも、紫外線は常に降り注いでいること。
そして、屋外では紫外線は地表面に反射されますし、また建物の中にも空気中で散乱した紫外線(UVB)が屋外の10%以下程度届くともいわれています。

紫外線量の月別変化

大切なことは、一年を通じて、
毎日行う「UVケア」です。

洗濯物を干したり、庭のお手入れをしたりするとき、
ちょっとした時間だけなら「大丈夫」と思いがちですが、
紫外線はいつも降り注いでいますから、肌を守る「UVケア」をお忘れなく。

参考: 光老化啓発プロジェクト委員会ホームページ